簡単に登れる滝が続く

奥多摩・しだくら沢〜沢登り紀行(1)〜


どの滝も簡単に登れる初心者向きの沢

ホリデー快速奥多摩1号か2号の利用出来る休日に行くのが良いです。
車の場合は入渓点近くに駐車場がないので鳩ノ巣の駐車場に置いて電車で奥多摩駅に向かうのが良いでしょう(奥多摩駅前の駐車場は市役所利用の方が優先)。

奥多摩駅から西東京バスに10分乗って惣岳(そうがく)バス停で下車します。

バス停脇の旧道に出る階段を下り、旧道を奥多摩湖方面に5分も行くと、左手からしだくら橋が出合います。橋を渡って沢に下る踏み跡をたどって入渓します。

 

【遡行】

沢に降り立つと、50mほど前方に釜を持った滝が見えます。

この滝をシャワークライミングで登るのは面白いです。

でも、まだ4月なので、左岸の踏み跡を使って巻きましょう。

はじめのシャワークライミングの滝(右から巻ける)

釣り人が多く通るので道のようになっています。

20分ほど行くと取水堰です。

これも左岸の道のような踏み跡を使って越えます。

その後、1時間30分ほど浅い水の流れを行きます。

グリーンシャワーの中を遡る

新緑を映しキラキラ光る水に踝までつかり、動き滑るだろう流れの中に足場を求めて、転ぶことなく進むのは難しいです。

そう言う場合の踏み締めるような歩き方(レストステップ)を伝えたいです。

単調だなと思い始める頃に5mの滝が現れます。

5mの滝を登る

滝の右側は垂直に近いですが、左側は40度程度の緩傾斜で手がかりも多くあります。

一つ一つの手がかりが浮石でないか確かめて慎重に登って下さい。

超初心者の方がいる場合は念のためにロープをフィックスしましょう。

さらに30分ほど行くと袋田の滝のミニチュア版みたいな5mの滝(最後の滝)です。

手がかりが少なくちょっと難しいのでロープを出しますので、上からのロープに吊られる感じで登って下さい。

樹木を支点にロープを出す

滝登りの後は源頭部の詰めになります。樹木(手がかりになります)の間が砂利混じりの土で敷き詰められていて、20度ほどの急坂です。幸い、行く手をさえ切るような藪(密生する灌木や笹)はありません。

4月半ばであれば所々にカタクリの花の群落を見ることが出来ます。

源頭のかたくり

立ち止まって写真を撮ったりしていると詰めの大変さは何処かに行ってしまいます。

 

【下山ルート】

時間が足りない場合は5m滝(最後の滝)から往路を戻ります。

5m滝二つは懸垂下降で下ります。

その後は河原を小一時間下ると、左岸の川床から20mほど上に伐採地が見えて来ます。

伐採地に登り中の樹木を切り出した跡をたどるとだんだんりっぱな道になります。

その道は取水堰のすぐ近くを通って、しだくら橋に続いています。

急坂の詰め

しだくら沢を最後まで詰めると栃寄から惣岳山に向かう登山道に出ます。

惣岳山から奥多摩湖へは登山道2時間弱の歩きです。

奥多摩湖に下る

奥多摩湖から奥多摩駅までのバス便は1時間に1本あります。

著者:松浦寿治

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